通信制高校の単位制の仕組みについて

通信制高校入門編
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通信制高校の多くは、全日制、定時制の高校が採用している「学年制」という仕組みではなく、「単位制」という仕組みを採用しています。

この「単位制」というのは、必要な数の単位を取得すれば卒業できますよ。という仕組みなのですが、あまり馴染みがない方も多いと思いますので、このページで解説したいと思います。

通信制高校の単位制とは?

各科目ごとに、決められた回数のレポートの提出・スクーリングをおこない、そして単位認定試験で定められた点数以上を取れれば単位を取得でき、その合計が74単位以上であれば卒業できる。という仕組みになっています。

ただ、年間で取得できる単位には限りがあり、各通信制高校によって他多少の誤差はありますが、大体35前後としている学校がほとんどです。

年間で取得できる単位の上限は、念のため確認しておくようにしましょう!

卒業できる条件は単位だけではありません。念のため、以下のページも確認しましょう。

単位認定試験とは?

レポートの作成同様、そこまで難易度は高くありません。

出題範囲はレポート作成した中から出題されますので、比較的とおりやすいとは思いますが、この試験に通らないと単位が取得できません。

なので、必ず提出したレポートを見直し、課題範囲を復習してから挑むようにしましょう。

※ちなみに不合格だった場合は、再テストが必要です。

単位取得の流れ

 

教科・科目 レポート スクーリング
国語、地理歴史、公民及び数学に属する科目 3回 1単位時間
理科に属する科目 3回 4単位時間
保健体育に属する科目のうち「体育」 1回 5単位時間
保健体育に属する科目のうち「保健」 3回 1単位時間
芸術及び外国語に属する科目 3回 4単位時間
家庭及び情報に属する科目並びに専門教育に関する各教科・科目 必要に応じて2~3回 必要に応じて2~8単位時間

引用元:通信制高校の単位制とはどんなしくみ?学年制との違い

上記の表1単位取得に必要な各教科ごとの、レポート・スクーリング回数です。

例えば国語の場合、

・3回レポートを提出・添削を受ける
・スクーリングを1回受ける
・単位認定試験を受ける
・基準点以上取得出来たら単位を取得できる
・基準点以下だったら、再チャレンジ…

という流れで、3回のレポート・1回のスクーリング・認定試験で合格…の一連の流れで1単位取得できる。ということです。

単位制のメリットとデメリットについて

ほとんどの通信制高校で採用されている単位制ですが、在学中に必要数の単位さえ修得すれば卒業できる、というシステムなので、学年制のように留年というものがありません。もし、修得できなかった単位があったとしても、また修得し直すこともできます。

一方で、3年で卒業するつもりが、4年、5年かかってしまうことも珍しくありません。

単位修得のスケジュールは、個人個人に任されているため、学習のモチベーションを保ち続けるのが大変です。また、学校での活動日程も個人に任されているので、親しくなるきっかけが難しく、友達が作りにくいと言われています。さぼろうと思えばさぼれてしまう環境になっている中で、ちゃんと自分で管理して頑張れるか?つまり自主性がとても大きなポイントになりますね。

そういった単位制のデメリットを解消するため、3年で卒業するためのサポート体制が整っている私立の通信制高校があったり、サポート校というものがあります。またそういった場所は、生徒さん同士が交流できる機会でもあります。

以下のページの記事も併せて読んでみてください。

 

通信制高校の単位制についてのまとめ

以上、通信制高校の「単位制」についてでした。

単位制という仕組みを採用している通信制高校では、留年こそありませんが、自由な時間を得られる分、自分で学習を続ける・管理する能力が必要になります。

そのような自主性に自信がない方は、サポート体制が充実している私立の通信制高校を選ぶか、サポート校を検討する必要があります。

学校を選ぶ際には、「〇〇さんが勧めてくれたから…」ではなく、自分でちゃんとモチベーションを保って続けていけそうか、しっかりと自分で資料を請求し、自分の目で確かめて比較検討しましょう!

 

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